23.リフォームの注意点その2:顧客の視点


 なくても許認可がとれますが、顧客の利便性のために検討したほうが良いものもあります。

  • ラゲージスペース&カギのかかるロッカー

⇒スーツケース(大)を想定したラゲージスペースが必要です。貴重品ロッカーは施錠できることが前提ですが、それぞれのカギが異なる必要があります。木製ロッカーだと同じカギを使うことが多いので注意したほうが良いでしょう。

  • 顧客用キッチン及び冷蔵庫、湯沸かし器、電子レンジなど

⇒連泊を促したい場合にはあったほうが良いでしょう。なおキッチンには換気設備が必要になります。火事の危険があるのでIHがベターです。

  • ランドリー設備、物干しスペース

⇒近くにコインランドリーがない場合には喜ばれます。ただ乾燥機に関しては業務用でないとかなり時間がかかりますので注意。

  • ウォーターサーバー

旅行者がカップ麺やコーヒーなどに利用しますのでお湯がでるのがベターです。

  • 十分な数のコンセント 

⇒数だけでなくブレーカーが落ちない様、契約アンペアにも注意を払いましょう。ドライヤー数台同時使用でも耐えられるのが好ましいです

  • Wifi設備

⇒今やスマホを持たない旅行者はいなくなりました。自社用の回線とは別に顧客用にwifiを準備するのは必須です。NTTの光回線を導入すると顧客用のwifiルーターを安価で契約できます。また複数階にまたがる場合は、階別にモバイルルーター(利用制限・速度制限の観点から実質的にはwimax一択)などを契約しても良いでしょう。民泊市場の活況を受けてスマートロックとセットにしたプランもありますので、部屋の施錠などに検討してみても良いかもしれませんね。


<お役立ちリンク>



経営の視点から確保したい設備・スペース

なくても許認可がとれますが、施設の運営のために検討したほうが良いものもあります。それは「副収入」を得るための設備です。

  • バー、カフェ、レストラン

⇒特に路面店舗の場合は宿泊客以外の流入も見込めます。また体験型サービスの提供のも活用できます。詳細は第24項を参照。

  • 土産物販売

⇒かさばらず、手ごろな価格のもの(菓子類など)が好まれます。

  • 有料ラゲージスペース

⇒旅の起点になるような場所はコインロッカーのような24時間出し入れ可能なラゲージスペースが好まれます。

  • ツアーデスク

⇒地域の旅行商品の代売による手数料ビジネスです。詳細は第25項を参照。