31.コラム:ノーショウ対策とは


 宿泊業界では、

  • キャンセル連絡なしで来ない予約者を「ノーショウ」客と呼びます。
  • 予約なしの飛び込み客を「ゴーショウ」客と呼びます。

 

 ゲストハウスもノーショウ客との戦いに無縁ではありません。なぜならばOTAで圧倒的なプレゼンスを誇る「Booking.com」は事前決済(他のOTAは対応しています)に対応しておらず、基本的に現地決済だからです。ノーショウで空いてしまった部屋は明日販売することはできず完全に取り返せない損失となります。そこでノーショウに備えるために以下の手法を用います。

 

<追記>

2018年3月よりBooking.comが事前決済を導入しました!よって以下は参考程度に参照ください。

  1. Booking.comに連絡し、予約客の予約時カード情報をホスト画面から参照できるよう設定してもらう。
  2. オーソリゼーション(オーソリ)ができるカードシステム(※1)に情報を入力し、そのカード情報が偽物でないか、確認する。(偽情報(※2)ならホスト側から予約をキャンセルできます)
  3. もしノーショウが発生したら、キャンセルポリシーに従いそのカードを切り、損失を補てんする。

(※1)オーソリゼーションとはそのカードがアクティブか確認する行為です。ス○エア(ブランド名のため一部伏字にしています)やCAT端末以外だと実際にカードがないとできない(カード番号情報だけではダメ)とか、オーソリができず決済のみしかできないなど制約があります。

(※2)入国時に国内に予約があることを確認されるような国籍の顧客で、実際は知り合いの家に泊まるケースにおいて、かなりの確率で偽のカード情報を入力してきますので注意してください。


コラム:キャンセル発生を減らす部屋出しのタイミングとは

 訪日旅行者を相手にする場合、部屋出しのタイミングはLCC(格安航空会社)のチケット出しのタイミングを見計らって出すのがよいでしょう。大きなホテルなどは6か月前などから部屋出しをしていますが、これはOTAとの契約で早めの部屋出しを催促されているためで、ゲストハウスが真似する必要はありません。航空券のチケットが売り出されていないのに先に部屋だけ押さえておくという顧客は、当然チケットの取得状況によってキャンセルになりやすいですから。なお、LCCのチケットは出発の2か月前くらいが一番売れるそうですから、それくらいの部屋出しのほうがキャンセル発生率を低めに抑えられそうですね。